【矯正中のあるある】見た目・食事・ケアで困ったこととその対処法


見た目が気になる…「話しづらい」「笑えない」悩み

歯列矯正を始めたばかりのころ、最初に気になるのは「見た目」。
とくにワイヤー矯正の場合、笑ったときや話すときに装置が見えるのが恥ずかしく、つい口元を隠してしまうという声も多く聞かれます。

人前での会話や商談、デートのときに「相手にどう見られているか」が気になり、自然な笑顔が出しにくいという悩みは非常に一般的です。

【対処法】
・口元の見え方が気になるなら、マスク着用やマウスピース型への切り替えも検討
・どうしても気になる方は、写真や動画で自分の表情を客観視して、「意外と気にされていない」ことを知るのも大切です。


食事のストレス|食べにくい・詰まる・目立つ

矯正中の大きな「あるある」は、食事中のストレス。
特にワイヤー矯正では、装置に食べ物が詰まりやすく、外食時や会食のあとに鏡を見てびっくり…なんて経験も。

硬いものが噛みにくかったり、麺類がひっかかったりするのも日常的な困りごとです。

【対処法】
外食時には携帯ミラーや糸ようじ、歯間ブラシを常備
・装置に絡みにくいメニューを選ぶ(スープ・炊き込みご飯・小さく切った野菜など)
・どうしても食べづらいものは、いったん我慢も選択肢


ケアが大変!毎日の歯磨きが一苦労

装置があると、普段の歯磨きでは取り切れない汚れが残りやすく、虫歯や歯肉炎のリスクが高まります。
特にワイヤーの上下や、ブラケットのスキマには食べかすがたまりやすく、念入りなケアが必要になります。

【対処法】
ワンタフトブラシや歯間ブラシを使って細部までケア
・フロスは「矯正専用」タイプを選ぶと使いやすい
・電動歯ブラシやジェットウォッシャーの導入もおすすめ

毎日の手間は増えますが、矯正中の歯はとてもデリケート。今のひと手間が後の健康な口元につながります。


それでもやってよかった!矯正後の達成感

矯正中は不便や我慢の連続ですが、多くの人が口を揃えて言うのが「やってよかった」という言葉。

笑顔に自信が持てるようになったり、コンプレックスが解消されたりと、人生の質が上がったという実感を持つ人も少なくありません。

歯並びが整うことは、見た目だけでなく咀嚼・発音・姿勢などにも好影響を与えます。


まとめ|矯正の「あるある」も、前向きに乗り越えよう

矯正中のあるあるトラブルは、誰にでも起こること。
しかし、それぞれに対処法がありますし、少しの工夫や慣れで乗り越えられるものです。

つらいこともありますが、未来の自分の笑顔のために取り組む矯正治療。
この記事が少しでも不安の解消になれば幸いです。