矯正中の食事制限ってある?避けた方がいい食べ物と理由


「矯正中って、何を食べたらダメなの?」

矯正を始めると、まず気になるのが「食べ物の制限」ですよね。
実際、ワイヤー矯正でもマウスピース矯正でも、ある程度の食事制限があります。

制限を守らないと、装置が外れたり、痛みが悪化したり、虫歯リスクが高まることも…。
この記事では、矯正中に避けたほうがいい食べ物と、その理由をわかりやすく紹介します。


ワイヤー矯正中に避けるべき食べ物

ワイヤー矯正では、ブラケットやワイヤーに食べ物が絡まりやすく、トラブルも起こりがち。
以下のような食品は、できるだけ避けましょう。

● 硬い食べ物

  • フランスパン、せんべい、ナッツ、骨付き肉など
    ブラケットが外れる・ワイヤーが曲がる原因に

● 粘着性のある食べ物

  • ガム、キャラメル、餅、グミなど
    装置に絡みついて取れにくく、虫歯の原因にも

● 着色しやすい食べ物

  • カレー、コーヒー、赤ワイン、ケチャップなど
    装置や歯に色素が沈着しやすい

マウスピース矯正中に注意したいこと

マウスピース矯正は、取り外しができる分「好きなものが食べられる」と思われがちですが、いくつか注意点があります。

● 着けたまま食べない

→ 食事中の摩耗・変形・破損の原因になります。

● 飲み物の着色にも注意

→ コーヒーや紅茶をマウスピース装着中に飲むと、黄ばみの原因に。

● 装着時間を意識する

→ 長時間の会食や外食が続くと、装着時間が不足して効果に影響が出ることも。


矯正中でもOKな食べ物・工夫のポイント

矯正中でも食べやすい・トラブルが少ない食べ物もたくさんあります。

● 食べやすくておすすめ

  • スープ・雑炊・ヨーグルト・バナナ・卵料理・煮物など
    → 噛まなくても栄養がとれる&口内の刺激が少ない

● 一工夫で安心

  • 野菜は細かく刻む/肉は薄切りや煮込みで柔らかく
  • 着色が気になる場合は、マウスピース装着前後にうがいを徹底

まとめ:矯正は「食べ方」でも差がつく

矯正は時間もお金もかかる分、「トラブルは最小限にしたい」と誰もが思うはず。
そのためにも、食生活に少し気をつけるだけで、装置の破損や虫歯リスクを大幅に減らせます。

「食べられない」ではなく「食べ方を工夫する」。
そう考えると、矯正中でもストレスを抑えながら過ごすことができますよ。